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TSUCHIYA MASARU
大学卒業後、庄司建設工業に入社。港湾工事や圃場整備などを中心に、土木部で経験を重ねている。入社前は人見知りだったが、いろいろな協力会社の人と話すうちに、徐々に自分から話しかけられるようになったそう。今では目上の人とも気負わず話せる。憧れは、現場で目配りができる先輩。
大学では土木を学び、猪苗代湖の水質研究を勉強していました。この会社を選んだのは、さまざまな場所でよく名前を見ていたからです。浪江に釣りに行くと「庄司建設」という名前をつけた重機が工事しているんですよ。こういうスケールが大きい仕事はかっこいいな、といつも思っていました。
入社して4年間は、港湾工事に携わっていました。今は、圃場整備の現場に携わるようになって、4か月目です。圃場整備は、田んぼの区画整理をする仕事です。海の現場で気を付けないといけないことと、今の現場で気をつかうことが全く異なるので、またゼロからのスタートですね。
被災した漁港の復興工事に携わったことです。漁港の人とも仲良くなり、「この人たちの役にたちたい」と思えるようになりました。港湾の仕事の難しいところであり、おもしろいところでもあるのは、潮の満ち引きなどを考慮しながら計画をたてないといけないことです。「今の季節は何時にここまで水があがるから、朝のうちにここまで作業しよう」と、つねに自然と駆け引きしながら作業していました。
圃場整備の仕事にやりがいを感じています。一見簡単そうに見えますが、細かい計算が必要になる現場です。田んぼに水を入れた時、全体にまんべんなく水がいきわたるよいに、少しずつ勾配をつけるんです。図面をひくのも、実際に工事するのも難しいと思いますが、挑戦してみたいです。庄司建設工業の魅力は、地図に残る大きな仕事ができることです。港湾をはじめ、圃場や林道など、ここでしたできない経験をたくさんしていきたいと思っています。